提言の舞台裏
今後の各地での美術教育の研究等に生かしていただければ、という思いから、提言者のための打ち合わせ会議の様子も紹介させていただきます。(研究部)
6月下旬、提言者(石狩管内の教師)の事前検討会を持ちました。事前の提言者会議で山口先生が模擬提言をし、それをもとに、提言の内容やありかたについて話し合いをしました。
会議の中で提言者の先生方、以下の点について検討しておこうということになりました。
提言後の話し合いの内容(視点)を考えておく。提言して「どうですか?」では、多分盛り上がらないでしょう。
たとえば、「もっとよくするにはどうしたらいいでしょうか・・・」こちらから逆に参加者に聞いてみるというのもいい方法だということになりました。
この辺は、司会者の先生と事前にメールなどを使い打合せしておいた方がいいと思います。
助言者の先生にも、事前に提言資料などを届けると、当日の助言内容も、より適切なものになると思います。
再度、確認ですが、提言は話ばかりではなく、映像・写真・作品などを活用して、できるだけ子どもたちの姿、取り組みの様子がわかるように工夫しましょう。
使用する機材は、基本的に各自用意してください。一番確実な方法です。
「研究構造図」を提言会場に1枚(大きい物)用意します。これを活用すると、研究とのつながりが明確になります。「育みたい力(13の力)」も作成します。
提提言者の先生方は、当日の作品の展示の方法なども考えておくといいと思います。
すでに提言内容も確定しているので、あとはこの会議をもとに内容修正という感じです。
午後4時から会議をはじめて、終わったのは午後7時30分。充実した会議でした。遠方から(一泊して)来れたら土橋先生「来て良かったです!」の一言が石狩スタッフの励みにもなりました。
その日の夜の交流会はとても楽しいものでした。